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クリスマスにまつわる聖なる香り

12月に入り、
色々な所からクリスマスソングが聞こえてくる時期になりました。

もう少しで、クリスマスですね
今年は雪が降ってくれるのでしょうか。

neroriでは
クリスマスの時期には
アロママッサージの際
精油(アロマ)を選んでいただくのですが、
フランキンセンスのお話をさせていただくことがあります。

今回は
神聖なフランキンセンスにまつわる物語のご紹介をさせていただきます。

フランキンセンス(乳香)は、キリスト教の聖書において重要な役割を果たす香料であり、特にイエス・キリストの誕生にまつわる物語に深く関係しています。

東方の三賢者とフランキンセンス

新約聖書の「マタイによる福音書」によると、イエス・キリストがベツレヘムで生まれたとき、東方から三人の賢者(マギ)が星に導かれて訪れました。
彼らは幼子イエスに次の3つの贈り物を捧げたとされています。


 1. 黄金(Gold): 王の象徴。イエスが「王」であることを示す
 贈り物。
 
2. フランキンセンス(Frankincense): 神聖な香料。
 イエスが「神の子」であることを示す。

 3. ミルラ(Myrrh): 防腐剤として使われる香料。
 イエスの死と復活を象徴。

キリストは、3つの中からフランキンセンスを選んだといわれています。

フランキンセンスの象徴的意味

フランキンセンスは古代から宗教儀式や礼拝で用いられ、「神聖さ」「祈り」「浄化」の象徴とされてきました。
三賢者が捧げたフランキンセンスは、
イエスが神と人をつなぐ存在であり、神聖であることを示す贈り物とされています。

フランキンセンスの歴史的背景

• 用途: 古代エジプトではミイラの防腐剤や香油として、
 また古代イスラエルでは神殿の祭壇で焚かれる香として
 使われていました。
 • 価値: フランキンセンスは非常に高価で、
 黄金に匹敵する貴重品とされていました。

現代のクリスマスとフランキンセンス

クリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝う日であり、
フランキンセンスを用いることで当時の神聖な雰囲気を感じることができます。アロマテラピーでは、フランキンセンスの香りが静けさと瞑想的な空間をもたらし、クリスマスの祈りやリラックスにぴったりです。

フランキンセンスを使った香りの演出やギフトは、この聖書の物語を感じさせ、特別な思いを込めることができるでしょう。